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第七次中期経営計画 社長メッセージ
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ライフのマテリアリティ
2021年に経営理念を改定し「『志の高い信頼の経営』を通じて持続可能で豊かな社会の実現に貢献する」と定めました。地域密着の食品スーパーマーケットとして、持続可能で豊かな社会を実現するためには、コミュニティの人々が「楽しく」「安心して」「健康的な」生活を営むことだけでなく、 その基盤となる地球環境や社会が健全であることが必要だと考えます。そのために、当社は安定的・継続的な店舗運営を行い、安全・安心で高品質な商品・サービスを提供するとともに、地球環境や社会課題・ガバナンスの問題に真摯に取組み、ステークホルダーの皆様から信頼される企業になるよう努めていきます。当社では、サステナビリティに対する取組みを推進するため、5つのマテリアリティを特定し、その実現に向けて活動を強化しています。
Environment（環境）
環境への負荷低減
世界的な環境破壊、異常気象の多発、資源の枯渇などが急速に進む中、「環境への負荷低減」は最重要課題の1つです。当社では、自社の事業活動が環境に与える影響が大きいと考えられるCO2排出量削減、食品廃棄削減、プラスチック削減に取組み、事業活動によって発生する環境負荷を低減し、循環型社会・脱炭素社会の実現を目指します。
Social（社会）
安全で高付加価値な商品・サービスの提供
食品スーパーマーケットにおいて、「安全」で「安心」「高品質」な商品・サービスの提供は事業活動の基本であり、最も優先される課題の1つです。お客様に「安全」で「安心」な商品を提供するために、店舗ではHACCPをベースにした衛生管理マニュアルに基づき、徹底した衛生管理と鮮度や日付チェックを実施しています。更に、品質保証部のみならず、バイヤー・プロセスセンター等関係者にも食品表示診断士の資格取得を推進し、全従業員が高い意識をもって、品質管理の強化に取組んでいます。
生活インフラとしての地域社会への貢献
当社は、スーパーマーケットを「地域の食と暮らしを支えるインフラ」であると考えています。 地域のお客様に対して、安全で安心な食料品を中心とする暮らしの品々を継続的に提供し続 けるため、安定的な店舗運営と店舗に来店しなくても商品をお届けできる買い物手段の多様 化を進めています。また、食品スーパーマーケット事業を通じた、当社ならではの社会貢献活動を積極的に進め、地域の人々の健康で豊かな生活の実現を支えていきます。
多様な人財が活躍する働きがいある職場環境づくり
当社では、正社員・パートナーを合わせ5万人を超える従業員が、首都圏・近畿圏の300カ所 以上の店舗・センターなどで働いており、一人一人の従業員の多様性の発揮と主体的な活躍が、当社の持続的成長に必要不可欠であると考えます。当社では、事業活動に不可欠な人財を質・量ともに確保するために働きやすい職場環境づくりに取組んでいます。「全ての従業員に時間と心の余裕があり、多様な人財が活躍し、一人一人がやりがいを持って働くことができる会社」を目指す姿とし、「ダイバーシティ」「健康経営」「人財戦略」を推進します。
Governance（ガバナンス）
高い価値観・倫理観を持つ組織の形成
当社グループは、「『志の高い信頼の経営』を通じて持続可能で豊かな社会の実現に貢献する」という経営理念の下、コンプライアンスを徹底し、会社の持続的な成長を図るとともに、全てのステークホルダーから信頼されるスーパーマーケットグループとして社会に貢献します。このため、透明・公正かつ迅速・果断な意思決定を実現するためのコーポレートガバナンスの充実に継続的に取組んでいます。